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Q&A

フィラリア・ノミダニの予防はいつまでやったらいいですか?

2018.05.31

予防接種をする犬

フィラリア予防シーズンについて

愛知県では5月から12月までがフィラリア予防シーズンとなっています。
なぜ5月~12月に予防が必要なのでしょうか?

蚊の体内でフィラリア幼虫が感染力を持つ期間は、気温で推測します。
気温から全国犬フィラリア感染期間(HDU)を計算します。
HDUとは蚊の体内でミクロフィラリアが成熟するために必要な積算温度の単位です。
その計算で、愛知県は

一番早い感染開始日→ 4月30日 
一番遅い感染終了日→ 11月11日 

最終投薬時期の目安

犬フィラリアの平均感染期間 5月15日~11月5日(1997年~2011年の15年間)
フィラリアの感染期間
フィラリア症の予防は「体内に入った直後から1か月後の幼虫を駆除」するお薬になるので、
感染開始日より1か月遅れてお薬で予防する必要があります。

蚊の発生が4月なので、5月から予防を始め、蚊の終息が11月になるので12月まで予防が必要です。
犬フィラリア症の予防は、感染期間終了1カ月後の投薬がとても重要です。

蚊が飛んでいる夏だけでなく最後の12月まで投薬しましょう!!

ノミ・マダニ予防シーズンについて

ノミ・マダニが一番活動的になるのが春から秋にかけてと言われています。
その期間だけ予防すればいいと考えている方も多いと思いますが、

実はノミが繁殖するには13℃以上あれば十分なため、
寒い冬の時期でも、暖房のきいた室内では繁殖と寄生を繰り返すことができます。

マダニも種類によっては冬も活動するものもいるため、油断は禁物です。

そのため、散歩や外出を多くする子は通年、毎月ノミ・マダニ予防をおすすめしています。